HA PRO® アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム

簡単な説明：

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムは、ヒアルロン酸ナトリウムの水酸基の一部を化学反応によりアセチル基にグラフトしたもので、親水性と親油性を併せ持ち、保湿、抗酸化、抗炎症、角質バリアの修復、肌の弾力性の向上などのダブルの働きが期待できます。生物学的に活性な機能。肌の乾燥やざらつきを改善し、肌を柔らかく弾力のある状態にする効果があり、日用化粧品などに幅広く使用できます。

製品説明

製品導入

物理的および化学的性質：外観は白色または淡黄色の粉末で、水に溶けやすい。

製品の特徴は以下の通りです

1.超保湿

2. フリーラジカルの除去、抗酸化、老化防止

抗炎症修復

1.超保湿

飽和硫酸アンモニウム溶液を使用して相対湿度を 81% に維持します。1 時間～8 時間放置した HA と AcHA 粉末（陽性対照グリセリン）の重量差を検出し、その保湿性を特徴付けます。図 1 に示すように、AcHA が 2 位です。テストでは、1 時間以内に、AcHA がグリセリンよりもはるかに高い保湿力を持ち、通常の HA の保湿力が高いことがわかりました。1 ～ 8 時間以内に、すべてのサンプルの水分保持力は時間の経過とともに低下しましたが、AcHA の水分保持力は依然として他の対照よりも高かったです。

HA1: 低分子量ヒアルロン酸ナトリウム。HA2: アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム。

HA3: 従来の分子量のヒアルロン酸ナトリウム。

図1：各サンプルの各時点における平均水分保持率

2. フリーラジカルの除去、抗酸化、老化防止

エタノール溶液中では、1,1-ジフェニル-2-トリニトロフェニルヒドラジン (DPPH) 分子が安定した窒素含有フリーラジカルを形成する可能性があります。これは 517nm に強い吸収を持ち、フリーラジカルスカベンジャーはその 1 電子と対になって溶液を退色させることができます。この原理は、生物学的に活性な物質の抗酸化能力を定量的に決定するために使用されます。DPPHフリーラジカル発生の衝撃試験により、対照群と比較して、アセチル化HAはDPPHフリーラジカルを消去する能力があり、従来の分子量フリーラジカル消去レベルを超えていることが示されました。

HA1: 低分子量ヒアルロン酸ナトリウム。

AcHA：アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム

図2：アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムのフリーラジカル消去率

3.抗炎症修復

抗炎症能力は、酵素結合免疫吸着法によって測定されました。研究では、1μg/mL のリポ多糖 (LPS) が HaCaT 細胞を刺激して炎症促進因子を産生させることが示されており、炎症因子のレベルを抑制する原材料の能力が ELISA によってテストされました。図３に示すように、アセチル化ヒアルロン酸群では通常のヒアルロン酸に比べて1L-1αの発現が有意に減少しており、AcHAには顕著な炎症因子阻害能があることが試験により示されました。

HA2: アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム。

HA3：従来の分子量のヒアルロン酸ナトリウム：

図 3: さまざまなサンプルの細胞における 1L-1α の発現

製品仕様

商品名	アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
製品説明	白色または黄色の粉末または顆粒
製品の利点	超保湿のAcHAは、グリセリンや通常のHAよりもはるかに高い保湿特性を持っています。フリーラジカルを除去し、抗酸化および老化防止を行うAcHAは、DPPHフリーラジカルを除去する能力があり、従来の分子量フリーラジカル除去レベルを超えています。炎症を抑制し修復するAcHAは、通常のヒアルロン酸と比較して、炎症因子を抑制する明らかな能力を持っています。
製品仕様書	識別	A.赤外吸収分光光度法
		BA ウロン酸により発色反応が起こる
		C.ナトリウムの反応(a)が起こります
	アセチル含有量	23.0～29.0%
	pH	5.0～7.0
	乾燥減量	≤10.0%
	強熱時の残留物	11.0%～16.0%
	極限粘度	0.50～2.80dL/g
	重金属（鉛として）	≤20ppm
	砒素	≤2.0ppm
	窒素含有量	2.0～3.0%
	細菌数	≤100CFU/g
	カビと酵母	≤30CFU/g
	黄色ブドウ球菌	マイナス/g
	緑膿菌	マイナス/g
保管条件	密閉した日陰の室温で保管してください。
パッキング	顧客の要求に応じて
貯蔵寿命	2年間（未開封）